海外FXの確定申告のやり方とは?必要書類やe-taxの便利な活用方法
投稿日:2019年10月16日
カテゴリー海外FXと税金
海外のFX取引によって利益を得た場合には、確定申告をして税務署に税金を納めなくてはいけません。
申告には期限がありますので、期限内に納めることができるように、必要書類の準備や申告のやり方などを確認しておくといいでしょう。
申告の方法としてはネットでできる、便利なe-taxもありますので、利用してみるのも良いかと思います。
ここでは海外FXの確定申告のやり方や、e-taxの便利な活用方法について紹介していきます。
この記事のポイント
確定申告で必要な書類は早めに準備する
国税庁の専用サイトで書類作成できる
便利なe-taxを活用する
確定申告に必要に書類
海外FXによって利益が出た時には、年度末に確定申告をして必要な税金を納めることになります。
確定申告をする際には、手続きをスムーズに進めるためにも必要書類を事前に揃えておくといいでしょう。
申告には以下のように、様々な書類を用意する必要があります。
◆各種の控除証明書(社会保険料控除や医療費控除など)
一定の条件を満たしていると、いくらかの税控除を受けることができます。
税額控除というのは、実際に課税される税額が安くなることを言い、控除というのはある金額から定額を差し引くことです。
その場合には、医療費や社会保険料といった公的証明書を提出すれば、実際に支払った分に応じた税金が控除されることがあります。
控除の種類としては、医療費控除、個人年金保険料控除などがあり、これによって課税所得を軽減できます。
◆経費にかかった領収書
確定申告では、海外FXの利益から必要経費を差し引いた額を計算した、純利益分だけに所得税が掛かります。
必要経費は正確に計算する必要があり、そのための領収書はきちんと保管しておきましょう。
◆年間取引報告書(年間損益報告書)
こちらは特に提出の義務はありませんが、自分自身が行った海外FXにおける損益証明の書類として、この年間取引報告書を添付しておけば手続きがスムーズに進みます。
海外FXでの確定申告をする時には、必要書類は早めに準備しておいた方がいいんですね。
そうだね、さらに年間取引報告書(年間損益報告書)の添付もおすすめしますよ。
国税庁の専用サイトで書類作成が可能
これから海外FX関係の確定申告を行う人もいるでしょう。
そんな方は、国税庁のホームページでも書類作成できますので、試してみてはいかがでしょうか。
手順は以下の通りです。
- 国税庁のホームページに訪問して書類作成の準備を行う
- 画面に表示されている「作成開始」を選択する
- 給与所得(事業所得)や控除額を入力する
- 所得控除を入力する
必要項目の入力が終わったら、書類を印刷して提出します。
確定申告は国税庁のホームページでも作成できるんですね。
慣れている人は、国税庁のホームページから作成した方が早いかもしれないね。
e-taxの便利な活用方法
確定申告の方法も様々ありますが、e-taxを利用するのも良いかと思います。
e-taxとはネットなどを活用して、電子的に確定申告の手続きができるシステムのことを言います。
これまでの書面での申告書などの持参や送付による提出方法に加えて、申告書などの電子データ形式でネットを介して送信できる、画期的な方法です。
所得税や贈与税、法人税や地方法人税など、様々な税金に対応しています。
自宅から手軽に申告できることが、魅力的ではないかと思います。
e-taxは、手軽に申告できるのがいいですよね。
これまでにない新しい確定申告の手段と言えますね。
まとめ
海外のFX取引で利益が出た場合には、日本のFX会社を利用した時と同じように、確定申告を行う必要があります。
その場合には、必要書類を準備する必要がありますので、集められるものは早めに手配しておきましょう。
手続きを少しでもスムーズに進めるためにも、年間取引報告書(年間損益報告書)の添付もおすすめします。