海外FXにおける節税方法を解説!税金を少しでも安くするには?
投稿日:2019年10月18日
カテゴリー海外FXと税金
数多い投資の中でも高い人気を誇るFXですが、年度末に行う確定申告で悩みを抱えている人もいるでしょう。
申告の方法や必要書類など様々ですが、その中でも関心の高い項目のひとつが節税ではないかと思います。
どうせ申告するのであれば、できるだけ安いに越したことはありません。
ここでは海外FXにおける節税方法について紹介します。
海外FXの確定申告で、少しでも節税したい方は要チェックです。
この記事のポイント
まずは海外FXの税負担の理解をする
所得控除での節税
年中に生じた損失は内部通算する
海外FXの税負担について理解する
海外FXにかかる税金をできるだけ安くしたい方は、海外FXの税負担についての理解が必要です。
国内のFXと比べた場合、海外FXはハイレバレッジでの取引が可能であることや、ゼロカットシステムによるリスク軽減などに特徴があります。
そのため取引を上手く行えば、国内FXよりも利益が得られやすい、という面も持っているのです。
さらに国内FXと海外FXとでは税金の計算方法に違いがあるため、正しく理解をして効果的な節税をすることも大事なポイントになります。
海外FXによって得られた所得は雑所得に分類され、超過累進税率適用の総合課税になります。
所得が大きくなればなるほど、最高税率でもある45%が適用されることもあるのです。
住民税10%の負担も考慮すると、実際に得た利益の55%程度を税金として納めることになってしまいます。
税金が高くなるので利益を抑えるのではなく、効果的な節税対策を施せば、今よりも税の負担を軽減することは十分に可能です。
海外FXで節税するには、まず税負担についての理解が必要ですね。
税負担についての理解ができていないと、節税の仕方も分からないと思います。
所得控除での節税
海外FXでの節税方法としては、まずは所得控除での節税です。
まず所得控除は、海外FXで生じた利益を含んだ総所得の圧縮を期待できます。
所得控除は全部で14あり、基礎控除や配偶者控除、扶養控除などの人的控除を始め、医療費控除や雑損控除、寄付金控除、社会保険料控除、生命保険料控除といった物的控除もあります。
中でも医療費控除は、その年の医療費の自己負担が10万円を超えた時は、その超過分の金額が控除対象額になります。
寄付金控除については、その年度中に一定の寄付をした時には、寄付金額より2千円を控除した額が控除対象金額です。
一定の計算によって得られた額の控除が認められていますので、確定申告をする際には確認をしておきましょう。
色々なところに節税のヒントが隠れているみたいですね。
税金の概要を理解していれば、節税はそう難しくはないでしょう。
その年度内に生じた損失は内部通算する
海外FXで節税したい方は、その年度内に生じた損失は内部通算しましょう。
対象となる年度内に損失が出た時には、内部通算することが許されています。
そのため同じ年度内の海外FXでの損失と所得は、相殺することが可能です。
それ以外に雑所得内の損失があれば、それとの相殺もきます。
正しい方法で節税すれば、FX取引における実質利回りの向上もできるのです。
年中に生じた損失は内部通算することが可能なんですね。
対象となる年度内の損失は、内部通算することが許されているんだよ。
まとめ
海外FX取引によって利益を生じた時は、決められた日までに確定申告することが義務付けられています。
人によって納める税金の額は異なりますが、工夫すれば節税することも可能です。
海外FXでの節税の方法はいくつかありますので、できるところからやっていきましょう。