海外FXにおけるスワップポイントの計算方法

FX取引での楽しみのひとつが、スワップポイントではないでしょうか。
スワップポイントというのは金利の高い通貨を購入し、金利の安い通貨を売った場合に、その金利の差額分を受け取れるシステムです。

逆に金利の高い通貨を売って金利の安い通貨を購入した場合は、その金利差分をスワップポイントとして支払うことになります。
日本国内のFX業者ではおなじみですが、海外のFX業者のスワップポイントが気になると思います。
ここでは海外FXのスワップポイントについて紹介します。

この記事のポイント

ポイント1

スワップポイントには計算式がある

ポイント2

スワップポイントは各業者によって違う

ポイント3

スワップポイントを獲得するには、日を跨ぐ必要がある

業者によってスワップポイントは異なる

海外FX取引で、スワップポイントを楽しみにしている人もいるのではないでしょうか。
海外のFX業者もスワップポイントを利用することができますが、注意する点もあります。
それぞれの業者によって、スワップポイントが違うことです。

スワップポイントというのは、通貨国の金利や実際にトレーダーを行う際のレートによって、業者側に計算されて決まります。
各FX業者によって配信レートが異なりますので、スワップポイント自体も業者によって変わってくるのです。

スワップポイントは業者で計算してくれますので、トレーダー自らが関与することはありません。
スワップポイントは、基本的に新興国といった政策金利の高い国ほど大きいのが特徴です。

スワップポイントは、各FX業者によって変わってくるんですね。

新興国などの政策金利の高い国ほど、スワップポイントは大きいんだよ。

スワップポイントの計算

スワップポイントはそれぞれのFX業者によっても変わってきますが、1日にもらうことができるスワップポイントはどうやって計算するのでしょうか?
海外のFX業者の場合は、それぞれの業者でスワップポイントが決まっており、そのため1日にもらうことができるスワップポイントについても、各FX業者に計算式があるのです。

例えば海外FX業者で人気のXMでは、各通貨毎にスワップポイントが決まっています。
仮にオージー円を置き、10万通貨保有している時の1日あたりのスワップポイントは、「10万×0.001×1.43」で計算でき、1日あたりのスワップポイントは143円になります。

また、売りで10万通貨の場合は「10万×0.001×8.07」で、1日あたりのスワップポイントは807円です。

スワップポイントは、各FX業者で計算されているんですね。

業者によってスワップポイントの計算式がありますので、確認しておけばいいと思います。

スワップポイントは日を跨ぐ必要がある

海外FXでスワップポイントを期待している人もいると思いますが、スワップポイントそのものは日を跨がないと付きません。
そのため、その日のうちに取引が終わるような短期のデイトレードやスキャルピングする場合は、スワップポイントをもらうことができません。もちろん取られることもありません。

スワップポイントは、日を跨がない限りは一切つきませんので注意しておきましょう。
海外FXや国内のFXに関係なく、1日と見なす時間は次のようになっています。
夏時間は朝6時から次の日の朝6時まで、冬時間は朝7時から次の日の朝7時です。

まとめ

海外FXでの取引で楽しみのひとつに、スワップポイントがあります。
スワップポイントはそれぞれのFX業者によって変わりますので、自分が登録している業者で確認しておくといいでしょう。
スワップポイントをもらうには日を跨ぐ必要がありますので、そちらも注意しておきましょう。